EMSで出荷すると○○です!<前編>

なぜならアメリカではUSPSが扱うからです

以上です笑 と話がそれで終わってしまう感じですが、USPSというのは、アメリカの郵便局ですが、サービスが決してよくないので、日本のみなさまにはできるだけ使わないことをお勧めしたいと思います。

EMSとは

EMSは日本の郵便局によると「世界120以上の国や地域に30kgまでの書類やお荷物を安心、簡単、便利に送れる国際郵便で最速のサービスです。」とあります。日本では、郵便局がサービスを行なっていますが、世界120ヶ国以上の郵便局が加盟している、いわば郵便局ネットワークです。

料金はこちらですが、10kgの荷物を郵便のEMS、エアー、船それぞれの日数と料金を比べてみました。

郵便局ホームページより

これを見ると、航空便よりも安く、早く、安く着くことがわかります。船便はEMSの14500円に対して、6750円と半額以下ですが、2ヶ月前後を要するとあります。

このように、同じ郵便局のサービスを比べるとEMSが有利ですので、EMSを使われる方が多くいらっしゃるのでしょう。

 

EMSを使うメリット

さて、同じ郵便局の中ではとてもお得なEMSですが、ほかにも、EMSを使うメリットもありますので、その点を見てみましょう。

  • 簡易通関されることが多い:少し通関にややこしいもの(例えば食べ物なども)を入れていても、小口だからか、すーっと普通に届いてしまうこともあります。また、関税が結局チャージされなかったと言うことが多いです。
  • 実重量でチャージされる:これは、軽くてかさばるものを、急いで、あるいは少量で送る場合に有利です。FedExやUPSといったクーリエ便は、実重量もしくは容積重量の重い方を採用するためです。
  • 安い:フェデックスや、UPSはある程度の荷物(経験的には20kgくらい)にならないと、EMSの方が安い、ということが起こりがちです。
  • 簡単:日本全国に展開する郵便局から出荷が可能なので、簡単!
  • クレジットカードや口座開設が不要:FedExやUPSは口座開設時にクレジットカードが必要ですし、口座がないと出荷できませんが、EMSの場合は郵便局に持っていくだけですので、そういった手間がありません。
  • 割引あり:10個以上の場合は、10%といった割引制度があります。くわしくはこちら

 

EMSを使うデメリット

一方でデメリットですが、これは冒頭に結論をあげてしまいましたが、日本は郵便局が丁寧に扱ってくれたとしても、アメリカに着くや否やUSPS、つまりアメリカの郵便局が扱うからです。アメリカの郵便局は日本とは違い、筆者の経験上、あまり良いサービスを提供しているとは言い難いです。いか、USPSの困った経験を5つばかりご紹介します。

突然止まる

メリットのところにも書きましたが、順調にいけば、日本からニューヨークまでまあ、5日前後で届きます。ただし、それは順調にいけばということですので、一旦とまってしまったら、もう埒があきません。とつぜん、USPSの貨物の追跡情報のページに、通関にホールドされているというようなアップデートが出ます。そうなると、大変です。

カスタマーサポートでたらい回し

カスタマーサポートに電話で問い合わせてもなかなかピンポイントな状況がわからず、たらい回しにされ、挙げ句の果てにもとの部署に回され振り出しにもどった経験がなんどかあります。電話もホールド時間がながく、出てくれたとしても、なんの解決策も示してくれません。そう、つまりどうにもならない、と言うことが多く、運良ければ忘れたころに届いたり、または日本に送り返されてしまったり(涙)、そうもうほんとに埒があきません。

いつ配達に来たんだ?

これは弊社のある地区の郵便局特有の問題かもしれませんが、そういえば、あのサンプルが届かないなあなどと思って、追跡番号を入力してみると、「昨日デリバリーしたが不在でした」と出ています。何!?昨日は会社に全員いたし、だれもデリバリーに来てないし、不在通知すら置かれていません。それで地区の郵便局に電話すると、再配達してもらえるときはラッキーですが、たまに取りに来いと言う。

長蛇の列

それで郵便局に取りに行きますが、ここで愕然とします。長蛇の列に空いている窓口が一つ。延々と自分の番が来ません。USPSは赤字続きでこれまでも段階的にリストラを繰り返してきたせいか、人員に限りがあるのか、ほんとうにいつも人が並んでいます。窓口のスタッフの動作も日本と比べればお世辞にもてきぱきと動いているようには見えません。クリスマス前などにあたると最悪です。プレゼントを送る人々の長蛇の列がさらに長くなります。

紛失

あるとき(もう数年前ですが)、弊社のクライアント様がアメリカの販売先にEMSで直接出荷する、ということがありました。弊社は懸念を伝えましたがが、そのケースではかなりEMSの方が安いということで、結局EMSで送付されました。そうすると、お客様から連絡があり、5箱のうち3箱までしか受け取っていないということ。慌てて追跡番号を入力して調べたところ、画面上では、届いてないことになっている箱が届いていたりともうむちゃくちゃです。カスタマーサポートに電話し、担当地区の郵便局にも電話しましたが、わからないの一点張り、ついに2箱については、デリバリーされることがありませんでした。USPSのホームページに追跡番号を入力するとシステム上で「デリバリーに向かっています」が消えることはありませんでした。

これは、日本のメーカー様から弊社であればまだ最悪やり直しというか送り直しが利きますので、なんとかなりますが、アメリカのお客様に直接送った時に、上記のようなことをお客様に強いるリスクがある、ということです。

慣れたお客様なら、FedExなどを自ら手配したりできるかもしれませんし、指定のフォワダーを紹介されることもあるでしょう。ですが、せっかく展示会で知り合った専門店さんのオーナーに気に入って注文を入れていただいた、大事な初回のオーダーにEMSを使うリスクがどれほどか、をわかっていただけたでしょうか? <後編に続きます